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(後編)A-HUM MUSIC FESTIVAL 2008 @ 両国国技館
みたび、VJプレイ中にセットチェンジが行われ、
SOIL&"PIMP"SESSIONSさんのライヴである。
イギリスでの受賞を皮切りに海外での評価も上がり、
国内外のロックフェスやジャズフェスに出演しまくった成果が演奏にもあらわれ、
1年前に見たライヴよりも遥かに安定感が上がっている。
恒例のコール&レスポンスを演奏の合間に組み込んだり、
鮮やかなストップ&ゴーを『社長』の合図で軽々とキメたりと、
実は物凄く細かい台本があるのでは、と思うような芸の細かいライヴであった。
VJプレイによる中断なしで、DJ KENTAROのライヴがスタートする。
升席に戻って、スクリーンに映し出されるケンタローのDJプレイを観察する。
3機のターンテーブルを使って、
文字通り『ちょこまかと』動き回りながらプレイする様子がなかなか面白い。
じっとスクリーンを見つめていて気付いたのだが、
1枚のレコードから使う曲が、最も短い場合で『1音だけ』である。
どういう風に音楽を聴いていたら、この音だけ使おうと思えるのだろうか。
おまけに、流れている音楽がガラッと変わったにも関わらず、
回しているアルバムは、そのまま、という信じがたいプレイすらある。
フロアのお客さんも、この日一番の盛り上がりを見せ、
後ろのお客さんまで踊り捲くっている。
最後にしれっと、deep purpleのBURNを2枚回しながら
ショートバージョンにして見せていたが、
曲を知っているだけに凄さが一層伝わってくる。
最後に登場するのはTHE BLUE HERBさん。
ヒップホップに関しては殆ど知識が無く、良し悪しもさっぱり分からんのだが、
同行者が、凄いらしいので見たい、というので
じゃあ俺もみよう、という極めて平たい気分でライヴに望む。
テンションの低いバックトラックに、
MCのボスさんが、喋る様にリリックを乗せる。
・・・この辺の記述は、全般的に正解なんだろうか?不安である。
自然な流れで歌詞が組み立てられていて聞き易いのだが、
曰く『俺は頑張って東京に出てきて、どうたらこうたら』とか、
『負け知らずの俺が、どうたらこうたら』とか、
何かまぁ、立派な方の様である。
あかん。正直、帰りたい。
たいへん後ろ向きな気持ちで、どんよりと棒立ちになったまま時間を過ごす。
ラッパーの主張が、たまに長渕剛と被って聞こえるのは俺だけなんだろうか。
なぜ、殆どのラッパーが、成功した苦労話か、イイ女をモノにする話をするのだろうか。
いっそのこと、
『隣の部屋に住んでる、ケバい女の部屋に
秋になると毎年ストーカーが来るよ。しかも、毎年違う男なんだよ』
というサラリーマンの苦悩をラップにしたら、
意外とニッチな市場とか開拓できちゃったりしないのだろうか。
俺が脱サラッパーとしてのサクセスロードを検討して時間を潰していると、
MCボスさんの主張が徐々に面白くなってくる。
曰く、夢に向かって努力することの大切さ。
曰く、主張を超えて分かり合う事の大切さ。
・・・要約すると、どっちもどっちじゃねぇか、という風になってしまうが、
言葉を尽くして、熱く、切々と訴えかける様なボスさんのラップが心に響く。
ヒップホップを、バカにし過ぎていたかも知れぬ。
こうして、言葉で人の心を打つ事も出来る音楽である事が分かったのは、
大きな収穫であった。
ぜひ来年も開催して頂きたいイベントであった。
商業的に成功していると良いなぁ。
SOIL&"PIMP"SESSIONSさんのライヴである。
イギリスでの受賞を皮切りに海外での評価も上がり、
国内外のロックフェスやジャズフェスに出演しまくった成果が演奏にもあらわれ、
1年前に見たライヴよりも遥かに安定感が上がっている。
恒例のコール&レスポンスを演奏の合間に組み込んだり、
鮮やかなストップ&ゴーを『社長』の合図で軽々とキメたりと、
実は物凄く細かい台本があるのでは、と思うような芸の細かいライヴであった。
VJプレイによる中断なしで、DJ KENTAROのライヴがスタートする。
升席に戻って、スクリーンに映し出されるケンタローのDJプレイを観察する。
3機のターンテーブルを使って、
文字通り『ちょこまかと』動き回りながらプレイする様子がなかなか面白い。
じっとスクリーンを見つめていて気付いたのだが、
1枚のレコードから使う曲が、最も短い場合で『1音だけ』である。
どういう風に音楽を聴いていたら、この音だけ使おうと思えるのだろうか。
おまけに、流れている音楽がガラッと変わったにも関わらず、
回しているアルバムは、そのまま、という信じがたいプレイすらある。
フロアのお客さんも、この日一番の盛り上がりを見せ、
後ろのお客さんまで踊り捲くっている。
最後にしれっと、deep purpleのBURNを2枚回しながら
ショートバージョンにして見せていたが、
曲を知っているだけに凄さが一層伝わってくる。
最後に登場するのはTHE BLUE HERBさん。
ヒップホップに関しては殆ど知識が無く、良し悪しもさっぱり分からんのだが、
同行者が、凄いらしいので見たい、というので
じゃあ俺もみよう、という極めて平たい気分でライヴに望む。
テンションの低いバックトラックに、
MCのボスさんが、喋る様にリリックを乗せる。
・・・この辺の記述は、全般的に正解なんだろうか?不安である。
自然な流れで歌詞が組み立てられていて聞き易いのだが、
曰く『俺は頑張って東京に出てきて、どうたらこうたら』とか、
『負け知らずの俺が、どうたらこうたら』とか、
何かまぁ、立派な方の様である。
あかん。正直、帰りたい。
たいへん後ろ向きな気持ちで、どんよりと棒立ちになったまま時間を過ごす。
ラッパーの主張が、たまに長渕剛と被って聞こえるのは俺だけなんだろうか。
なぜ、殆どのラッパーが、成功した苦労話か、イイ女をモノにする話をするのだろうか。
いっそのこと、
『隣の部屋に住んでる、ケバい女の部屋に
秋になると毎年ストーカーが来るよ。しかも、毎年違う男なんだよ』
というサラリーマンの苦悩をラップにしたら、
意外とニッチな市場とか開拓できちゃったりしないのだろうか。
俺が脱サラッパーとしてのサクセスロードを検討して時間を潰していると、
MCボスさんの主張が徐々に面白くなってくる。
曰く、夢に向かって努力することの大切さ。
曰く、主張を超えて分かり合う事の大切さ。
・・・要約すると、どっちもどっちじゃねぇか、という風になってしまうが、
言葉を尽くして、熱く、切々と訴えかける様なボスさんのラップが心に響く。
ヒップホップを、バカにし過ぎていたかも知れぬ。
こうして、言葉で人の心を打つ事も出来る音楽である事が分かったのは、
大きな収穫であった。
ぜひ来年も開催して頂きたいイベントであった。
商業的に成功していると良いなぁ。
テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE - ジャンル : 音楽
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