FUJI ROCK FESTIVAL '07 @苗場スキー場 2007.07.27

今年で11回目となるフジロックへ行ってきた。
ラッキーにも苗場の宿が、あっさりと3泊予約できたので
久々に負担の少ないフジロックである。
6:32東京発、8:04越後湯沢着の新幹線で移動してみると、
さすがにシャトルバスの行列が短い。
早々に会場へ入り、シートを敷き終わってしまう。
同行のイチコンさんがビールを飲むというので、
根本的に下戸の俺も平日の朝酒にご相伴してみる。
。。。むろん、直ぐに飽きてイチコンさんにあげた。
11時スタートのサンボマスターを尻目に
フィールド・オブ・ヘヴンへ移動。
【渋さ知らズオーケストラ 11:00− @field of heaven】
15分ほど前にヘヴンへ着いてみると、
ステージ上には渋さのメンバーがずらっと並んで
サウンドチェックを行っている。
ダンドリスト(指揮者)の不破氏が教祖系のルックスなのは
いつもどおりなのだが、ヴォーカルの渡部氏がちゃんと服を着ている。
ヴァイオリンの勝井氏もおらず(3日目にROVOがあるからだろう)、
今日は地味目かなーと思っている内にライヴが始まる。
『うぃー・あー、渋さ知らーズ!オー!ケスト!ラー!!』と、
渡部氏が叫んだ瞬間に、着ていた服を唖然とする様な速さで脱ぎ、
いつもの褌一丁になる。もちろん盛り上がるお客さん。
まさしく、踊る阿呆に見る阿呆である。
ドラムス、ギター、ベース、サックス、トランペット、クラリネット、
ダンサー、舞踏団に、歌わないヴォーカル、教祖系の指揮者、と
数えるのが面倒になる20人以上のメンバーがぐじゃぐじゃに
入り乱れる異常に陽気なカオス集団だ。
音楽性が好きの嫌いのという理屈を超えて
一度は見る価値があるバンドだと思う。
帰り道にホワイトステージをちらっと見たら
赤犬のメンバーが、これまた褌一丁で吼えていた。
褌が今アツい、みたいな流行があんのか?
【STEVIE SALAS COLORCODE 15:20− @white stage】
まったく見るバンドが無いまま、3時間近くも
シートでダラダラしたり飯を食ったりして時間をつぶし、
スティーヴィー・サラスを見る。特に好きな訳ではないのだが、
フジロックが初めて苗場で開催された7年ほど前にも見たので、
懐かしい気分に誘われて行ってみた訳だ。
少し太ったサラスは、妙な貫禄が付いて
目一杯イカツいギターの音とと併せて、なかなかの迫力である。
演奏中に始終スタッフへ指示を飛ばし苛々している様に見えたのだが、
MCの雰囲気は至って上機嫌、という感じの不思議な人であった。
グリーンステージに戻ってくると、
JARVIS COCKERが演奏中であったが、
最後の曲が何とblack sabaathの"Paranoid"
イントロが始まった瞬間に『うぉーー!!!』と絶叫する
俺とイチコンさんとは対照的にキョトンとする、同行者3名。
残念ながら、サバス永遠の名曲は
会場をキョトンとした雰囲気に包んだのみに終わったのであった。
kings of leonを見ている内に熟睡。
同行者Aスケに言わせると『コード進行がマニアック過ぎる』らしい。
俺に言える事は『ぐっすり寝た』それに尽きる。
【MUSE 19:20− @green stage】
ここまで非常に暇であったにも関わらず、
1日目の俺的目玉、MUSEとTHE JOHN BUTLER TRIOがガッツリ被る、
という非常に悩ましい事態が発生。
途中までMUSEを見て、ジョン・バトラーへ移動しようか、
でもMUSEはライヴが凄いからウッカリ全部見ちゃいそうだよなぁ
と悩みながらMUSEの登場を待っていると、
予定時刻を過ぎてもサウンドチェックが終わらない。
時々、このようにサウンドチェックが
開演時間に割り込むケースがあるが、アレは誰がOKを出すのだろうか。
けっきょく、20分ほど押して19:40からスタート。
メンバー3人に加えて、ドラムスの斜め後ろ辺りに、
サポートメンバーが居る様に見える。
(違う、という説もある。どっちだろう。)
4年前に彼らの素晴らしいライヴを見て、
その後に出た新譜が、ピンとこない内容であった為、
MUSEは盛りを過ぎたと判断し、
昨年のサマソニも来日公演も見なかったが、完全な判断ミスだ。
恐ろしいことに、4年前よりもスケールが大きくなって、
グリーンステージのやや後方で見ていたのに
物凄い迫力で押してくる。
このままMUSEを見ていても、間違いなく満足できるに違いないが、
一度もライヴを見た事のないジョン・バトラーを見る為、
次の彼らライヴを必ず見る事を胸に刻み、ホワイトステージへ向かった。
【THE JOHN BUTLER TRIO 20:20− @green stage】
ホワイト・ステージへ移動し、
PA卓より前方のポジションへ立った瞬間に照明が落ちライヴがスタート。
我ながら完璧なタイム・コントロールである。MUSEにも見習(以下自粛)
ベースとドラムスを従えたジョン・バトラーさんは、
ギターを弾いたり、洋式の大正弦みたいなギターを弾いたりしている。
ギターは基本的に12弦ギターなのだが、
これがまた、細かい音を綺麗に弾き分けつつ
ブルースの太さをキチンと残す、実に良いギターを弾く。
ドラムス、ベースも共に上手で、アルバムよりも遥かに良い。
おまけに、MUSEへ客がごっそり持っていかれているので、
お客さんも少なくて実に見易い。やはり、移動して正解であった。
途中、モニー・マークさんも加わって1曲演奏していた。
モニー・マークさんは翌日にも見かける事になるのだが、
衣装が同じである点が気がかりであった。
メンバー一同、終始にこやかに振る舞い、
最後は深々とお辞儀をして去っていった。
プロ・ミュージシャンかくあるべし、という実に良いライヴであった。
GROOVE ARMADAを30分ほど見る。
DJが回すのかと思っていたら、バンド編成プラスターンテーブル、
というメンバーで、トリップしないmassive attackつう感じである。
嫌いなジャンルではないのだが、期待と違ったせいで、
30分ほどで切り上げて宿に戻った。
(続く)
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